売上や客数増加、利益や儲けを増やすきっかけは、ノウハウより考え方
ここ数日は、「多店舗化経営を見越した一店舗経営」をテーマに書いています。
その利点が見えなくて、ピンとこない方もいらっしゃるでしょう…
具体的な方法、ノウハウの方が、即効性があるように思えますが、
何度もあるピンチに向かい合うためには、考え方を得て、自信を付けた方が近道です。
いずれ直面する問題を先に知って、対処方法を覚えておくという考え方
直面している問題だけの解決を求めると、また問題が起こる
例えば、会社の人間関係で悩んで、未解決のまま転職すると、違う会社であるにも関わらず同じ問題に直面してしまう。根本的な解決で問題を解消しないと何も変わりません。これは、飲食経営でも同じことが言えます。
今すぐ売上や客数増加が必要な場面では、即効性のあるノウハウがほしくなりますが、その場面では有効でも、それ以外では未知で万能ではありません。何度も書いていますが、考え方・戦略上のノウハウが大切です。
実際にノウハウ自体は、世の中に溢れています。戦略・考え方をしっかり持てば、不思議なんですが、どれが自分にとって必要か一までも分かるようになります。「見える」状態になれば、本当に上手く進み始めます。
少し先を見つめることが解決の糸口
以前にも書きましたが、経営が順調なのに、突然やる気がなくなってしまうことがあります。これは目的・ビジョンを見失っているからですが、これを明確にするのが、「多店舗化経営を見越した一店舗経営」です。
順調に進まなくてイヤになる。問題解決に自信が持てない。理由は分からないが、緊張感がなくなった。ある程度実績が上がってきたので、これでいいと思っていたら、急に業績が下がり始めて、対処できない。
こういった問題を解消し、経営の邪魔になるものを回避していく。「多店舗化経営を見越した一店舗経営」は、まだ先があるので立ち止まってはいけないと、自分に言い聞かせる方法、考えの持ち方でもあるのです。