飲食店を作ろうとしたＯＬさんが、資格取得と同時にやったこと

飲食店の経営・集客情報サイト「カフェ経営News：」というサイトも持っていることもあって、経営者さんや現場スタッフの方、飲食に興味を持たれている方からのメールが届きます。

当時ＯＬさんで、退職後すぐに行動するつもりで、将来の独立に向けての情報収集のため、サイトへお問い合わせがありました。

その内容は、「調理師資格（免許）は、簡単に取得できるものですか？」というもので、「全く知らないことについては覚える必要がありますが、知識が全くなくても、さほど問題ないですよ」と返信しました。

彼女の後日談ですが、資料請求をして通信教育を受講、現場も知ろうと何軒かの飲食店の面接を受けられたようですが、調理師免許の取得中であることを話すと、全く経験がないわけですが、キッチン担当として受け入れてもらったそうです。

通信教育を受講しながら、現場でも働くという選択

「いずれ独立したいと思っているので、長く続けて勤めると約束できないのですが」と話した後でも、構わないという返事に、彼女は驚きました。現場としても、興味がある人に来てもらいたいと思っているものなんですよね。

行動してみることが大切というか、「やってみたら何とかなった」ってことが割とあって、人出不足の飲食業界では、信頼して任せられる人がいないというのが、経営側の本音です。

調理師資格を取得したいという意志がはっきりしているだけでも、前向きだと感じられますから、歓迎される人材だったということになるんですね。

飲食で起業・独立する際には、調理師資格というのが自信にもなるし、受験に必要で、覚えるべき項目が将来的に役立つことを考えると、取得を前提と考えてスタートした方が良いですね。