カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

ビジネス思考「集客の仕組み」

2005年春、ライブドア社・堀江貴文社長の動向が注目されました。
日本にはいなかった経営スタイルの社長の登場です。
世界では当たり前の経営スタイルですが、日本では受け入れられない空気。
これをどう受け止めればいいのでしょう。

ビジネス・経営のセンスは、誰でも手に入れることができる

ライブドア・堀江貴文社長の言葉

一見、破天荒に見える堀江社長ですが、著書などを読んでみると、意外にも原理・原則を中心とした考え方で、結果としては世の中を大きく変えた部分もありますが、思考はシンプルかつオーソドックスです。

「当たり前のことを当たり前にやる。これを分かっていてもやらない人が意外に多い。だから、やった人が結果を出し、世の中でいう成功を手にするのは当たり前」という堀江社長の言葉がとても印象的です。

「画期的な方法・ノウハウなんて言葉に惑わされることなく、当たり前のことを実行する以外に方法はない。ただ、その方向性が間違っていたら、期待する結果は得られないので、差別化は意識しておくこと」

事業規模は、経営者の持つビジネス思考が決めること

何でもそうですが、初めから大きな枠で作り込むとうまくいきません。飲食でも、経験や実力以上のサイズの店舗を作った場合は、ほとんど失敗します。なぜなら、そこには目的意識が全くないから。

逆に、小さなプランを元に小規模・個人店舗として立ち上がり、お客さんが増えていくに従って、規模の拡大や多店舗化を進めた場合は、後の結果として最初には予想できなかったほどの規模になっていることがある。

「ベンチャー」とは、まさしくこのことで、飲食でも魅力的な店舗や会社組織を作ることは可能で、堀江社長の言葉を借りれば、「目指さないのに、そこに到着できるはずがない」ということだと考えています。