カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

商品をシンボルにした事例:長いソフトクリームと「あつた蓬莱軒・ひつまぶし」

何でもない「スティックサラダ」がどうしてこんなに売れるのか?」や
「お客さんの好みが簡単に分かる方法」メニューに少しの工夫をするだけ分かること」にあるように、
料理そのものより、提供方法に工夫して売上を伸ばしてきました。
料理ができないので、必要な場合は、料理人さんに教えてもらいに行きます。
その分、メニュー構成や売り方は、ものすごく勉強しました。

料理が得意なら、提供方法さえ分かれば、売れるようになる

シンボルになる商品とは、売ることを簡単にするコツです

料理が得意な人はたくさんいますが、それが売上に直結せずに困っている人もたくさんいます。本当に料理がおいしいのに、売上が上がらない。悔しいじゃないですか! だから、どうしても売れるようにしたいんです。

「愛・地球博」が開催されていますが、そこで見付けたヒントです。飲食スペースがありますが、そこでバカ売れしている商品があります。高さが約45cmもあるソフトクリーム600円。これが日に1,000本売れている。

高くするために、クリームの成分と固める温度を通常より低くするなどのテクニックは必要ですが、それ以外は機械もコーンも通常のまま。ちょっとしたアイデアですが、誰もやらなかった、おもしろい発想ですね。

名古屋名物・あつた蓬莱軒「ひつまぶし」

130年の歴史がある「あつた蓬莱軒」。こちらの「ひつまぶし」は、登録商標になっている名物商品です。最初に4つに分けて、いろんな食べ方で楽しむという、食べ方のおもしろさが、お客さんを魅了しています。

この「ひつまぶし」が紹介されているキリンビール・宣材ページ「ひつまぶし食見聞録」(残念ながら削除されたようです)を読んでみて下さい。食べ方がおもしろいですね。「カフェでどうぞ!」にある「うなぎの石焼きまぶし」もユニークでしょう。料理と提供方法を工夫する。

ソフトクリームと鰻どんのどちらも、質には自信があっても見慣れた商品ですね。すでに商品としてあるものを、その提供方法を工夫して店舗のシンボルになる商品にしています。難しく考えないで、おもしろさ重視!