カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

一店舗を作る際にも、多店舗化できる要素を組み込む利点

一店舗作ることができればいいと考えると、一店舗さえ作ることができないことが多い。
前々回そんなことを書きました。どうしてか?
一店舗でいいと思うと、必ず個性的すぎる店舗を作ります。
これが最大の原因です。その理由とは…

多店舗化要素を含む店舗の強力な機能とは?

アメリカでは、どうして多店舗化の動きが当たり前なのか?

アメリカでは店舗を作る際、必ずと言っていいほど多店舗化を目的にしています。利益を得ることを目的にするということもありますが、多店舗化することで仕入量が増え、全体の運営コストが下がるからです。

全米にチェーン店を作る場合は別として、初出店した場所とその周辺地域に3店舗以上作ることが多く、いわゆる商店、パパママストアと言われる家族経営の店舗でも同じです。これが意外な利点を含んでいます。

多店舗化には、あまり複雑な仕組みは不向きです。逆に言うと、シンプルなだけに、お客さんが理解しやすく使いやすい。よりお客さんを集めやすい効果があり、経営するために不可欠なリピート利用を生みます。

集客できる店舗の側面

個性的すぎる店舗は、店舗がお客さんを選びます。お客さんが入りにくい店舗になるということです。経営者は、それぞれに独特の個性を持っています。誰ひとりとして、同じ人はいません。これを活かすのです。

店舗やシステムはシンプルでも、経営者やスタッフが独特の個性となり、お客さんを呼び込みます。一店舗だけの経営でも、お客さんを集める店舗は、必ず多店舗化できる要素を持っています。たとえ偶然であっても…

一店舗経営だとしても、多店舗化を考え入れて店舗やシステムを作れば、充分に集客できる一店舗経営となります。繰り返しですが、多店舗化要素で組み上げた一店舗経営は、強力に集客する機能を備えているのです。