接客「集客の仕組み」
最初の飲食経験が格式のあるバーだったことがラッキーだと思うのは、とにかく「接客」を勉強するように言われ続けたこと。
お客さんを店舗に呼び込んでくることはできても、何も言わずにもう一度来てもらうには、「接客の良さ」しかないとの教え。
業界を超えて「接客の良さ」は、お客さんを引き付ける
「エンターテイメント」の持つ意味
「エンターテイメント」というと、お笑いのように、「楽しませる」というイメージを持っていますが、そこには「おもてなし」という意味もあり、「接客=エンターテイメント」とも考えられますね。
「接客の良さ」というと、お客さんの言うことをすべて受け入れるイメージを持っている経営者の人が少なくありませんが、「おもてなし」という意味を強くイメージした接客とは、どんな感じだと思いますか?
このイメージを一番簡単に感じてもらえるのが、「友人・知人を家や部屋に招待した時にする対応」です。お客さんが「接客の良さ」を感じるは、友人・知人宅に招かれた時のような対応をスタッフがしてくれた時です。
お客さんが、飲食店を利用する目的は何か?
お客さんは欲張りです。それに答えるのが飲食の仕事であり、おもしろさでもあります。「お客さんは、美味しい料理といい商品、友人・知人を招くように接客してくれるスタッフがいる、楽しい雰囲気を味わいたい」
わがままをすべて受け入れるのが接客ではなく、お客さんがほしいと思っているものを先に用意しておいて提供する。「あそこには何かある」と、常に期待される店舗であれば、リピート利用のお客さんは増え続ける。
「何度もリピート利用してもらうには、どうしたらいいのか?」この答えは、集客した後に、「お客さんを楽しませ、いかに次の来店に期待を持ってもらえるか」がポイント。具体的な接客の方法を考えてみましょう。