小規模・個人経営・個人ビジネス・副業ビジネスための推薦書籍

先輩経営者から伝えらてきた推薦書籍。すでに10年以上も前に出版された本ばかりなのですが、その当時の最先端といった事例を別にすれば、口づて広まって読み続けられているものだけあって、今でも読み返しては「確かに」と思うこともしばしば。マーケットプレイスで100円程度で見つかるものもありますから、探してみてください。

■ビジネス・経営

石原明著「営業マンは断ることを覚えなさい」

ビジネスの大原則「集客・販売・顧客化・リピート販売の流れ」という「売れるしくみ」のプロセスを理解することを目的にした実用書。これを実行することで楽に販売できるようになり、さらに売れるサイクルに入っていく…　セールスとマーケティングの基本が学べます。

石原明著「営業マンは断ることを覚えなさい-戦術・戦闘編-」

メルマガ（配信４万部）でも大人気の前作「営業マンは断ることを覚えなさい」を実践で使うための「断る」テクニックが説明されています。「断る」とは、買ってくれる見込みのない場合に「断る」という意味で、見込み客を効率良く集客し、販売するというしくみ作りの解説本。

石原明著「気絶するほど儲かる絶対法則」

営業マンだった石原さんは、自分なりに工夫して「売れるしくみ」を作っていた。「どうして儲かるのですか？」と、他業界の社長に質問してみたら「儲かるようになっているから…」という答えが返ってきた。自分の方法は、他業界にも通用すると気付いた。これが「絶対法則」

岡崎太郎著「こうすれば劇的に売れるよ」〜「通販マーケ」を商売に活かせ！〜

通販業界で実績のある岡崎太郎さん。強く興味を持った通販に特化して、いかに顧客リストを集め、効果的な販売戦略を立てていくのか。方向性が間違っていれば、その差があまりにも違い過ぎる程、全く違うものになる。通販業界の事例ですが、参考になる点が多数あります。

■マーケティング・集客

石原明著「イヤな客には売るな」

前作「営業マンは断ることを覚えなさい」から一貫して「売りやすいお客さんを探す」ことを解説されているのですが、売上に対する経費「費用対効果」という側面からも重要で、目次・第3章「集客は会社の生命線だ」第4章「見込み客リストは現金だ」を特に注目して読んで下さい。

スティーブン・ブラウン著「ポストモダン・マーケティング」〜「顧客志向」は捨ててしまえ!〜

学問としてマーケティングを研究する著者ですが、ブランドバッグなどを例に取った解説は、日本の日常に溢れているだけに納得いくものです。「こういった戦略に上手く乗せられているのか…」と、嘆きたくなるほどのしっかりした理論の上にある仕掛けが分かります。

ジェイ・エイブラハム著「ハイパワー・マーケティング」

全米屈指のマーケティング・コンサルタントが書いた全米ベストセラー書。少額の経費で高収益を上げる事例と解説が満載。分かりやすく書かれた内容は、小規模・個人経営にも大きなヒントときっかけを与えるものです。いかにして取り込むのか…だけを考え、実践するためのストーリーを描きながら読むことをおすすめします。専門知識や用語で誤魔化さない実践書。

■ブランド構築

ダリル・トラヴィス著「ブランド！ブランド！ブランド！」理屈を超えた強さをいかに築くか

アメリカ企業のブランド構築を詳しく解説した良書。元は小さなショップとしてスタートし、企業として発展した事例（スターバックスなど）も掲載されています。どういったアプローチをすれば消費者に受け入れてもらえるのか？　個人・小資本・小規模にも通じる内容満載。

■自己啓発・お金

石原明著「成功曲線を描こう」〜「みる夢」から「かなえる夢」へ〜

何らかの実績や結果を残した経営者やスポーツ選手などは、必ず自分のマインドをコントロールするためのテクニックを使っている。目標達成のための「目標と時間」設定。そして、それを実行するための習慣。最初の一歩を踏み出すための手引書。

本田健著「ユダヤ人大富豪の教え」〜幸せな金持ちになる17の秘訣〜

40万部のヒットとなり、話題になった一冊。ご本人が体験したことや成功者から聞いた話などがストーリー化され、ケン青年が困難を克服しながらも成長していく様子が描かれています。「今すべきことは何か？」自分自身に問い掛けをし、行動する大切さに気付くはずです。

本田健著「スイス人銀行家の教え」〜お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン〜

「ユダヤ人大富豪の教え」の続編。「お金の本質」についてのレクチャーが中心です。お金の感性や知性は、お金との過去の関わりや家族関係で決定付けられてしまう。まず誤解を解き、お金の性質を体系的に知り、人生の知恵を得たい。ビジネスにおいても役立つ一冊。

本田健著「お金の教え・豊かさの知恵」〜お金と幸せを呼びこむ「経済自由人」という生き方〜

リリースする本が次々とベストセラーになる本田健さん。この本は、本田さん自身の実践的内容で、他の起業家や経営者の話も掲載されています。これらの「経済自由人」が、何を目指し、どんな準備をし実際に行動したのか？　その心構え・哲学を語っています。

神田昌典著「成功者の告白」〜５年間の起業ノウハウを３時間で学べる物語〜

起業のきっかけ、事業が成長を始めるタイミング、その過程で頻発する問題。事業も人生もある一定の周期を持った成長カーブを描く。このことを知らない人は、必ず同じポイントで失敗や困難に遭遇する。避けて通れないこの道をいかにくぐり抜けるのか…　自伝的ビジネス書。

スティーブン・R・コヴィー著「７つの習慣・最優先事項」〜「人生の選択」と時間の原則〜

世界で1,000万部以上販売され、「７つの習慣〜成功には原則があった〜」の続編。「原則の普遍性」をテーマに書かれ、その第三の習慣である「重要事項を優先する」をさらに詳細に書くことを目的とした本書。起業の準備段階なら、こちらを先に読むことをお勧めします。

■経営者・ＣＥＯ

松田公太著「すべては一杯のコーヒーから」〜成功には理由がある。〜

「スぺシャリティ・コーヒー」という言葉と料金先払いシステムを日本に定着させたスターバックス。後発ながら「タリーズ・コーヒー」ブランドを浸透させ、先立って株式上場。経営者であり、コーヒースペシャリスト・バリスタでもある著者の起業への思いが凝縮されている。

レスリー・A・ヤークス、チャールズ・R・デッカー共著／有賀裕子訳「ビーンズ！」

コーヒー激戦区シアトルで、晴れの日も雨の日も行列ができる、敢えて小規模でいることを選んだカフェ。待たずに座れるお店を何軒も通り越して、お客様が来店される理由は？　20数年間に起きた問題の解決策は？　「一杯のコーヒーがおしえてくれる、ビジネスと人生の成功法則」