カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

小規模店舗だから有効な集客方法と実践した事例

書店に並んでいるマーケティング関連の書籍は、主に大規模・広範囲向けです。地域に密着する形態である小規模・個人店舗では、役立たない内容がほとんど。

小規模・個人店舗だからこそできる集客方法があります。これは、実店舗での事例で、結果がすぐに出る方法でもあります。

小規模・個人店舗の強みが分かれば、売上は簡単に上がる

経営者がその気になれば、その日から結果が変わる

同一地域に大規模店舗やチェーン店舗があれば競合店になりますが、同じことをしないのであれば競合することはありませんので、絶対に戦ってはいけません。小規模・個人店舗が強みを持てば、何の問題もありません。

チェーンやコンビニという形態は、全国共通のサービスを実現するために、全てをシステム化し、なるべく人によるサービスを避けています。小規模・個人店舗では、これを逆手に取ることで強みを発揮します。

前回までに書いたように、顧客層を考えて、経営者や店長、スタッフの人柄を前面に出した接客をします。難しく考えないで、笑顔で元気に接客し、お客さんの名前を覚えて呼ぶだけでも、かなりの効果があります。

チェーンやコンビニの逆をいく

来店するお客さんの大半が、毎日のようにコンビニに行っていますね。丁寧な接客を求めていないこともありますが、同時にそんなもんだと諦めていますね。だからこそ、声掛けなどの優しい接客はうれしいんです。

お客さんは、温かく迎え入れてくれた店舗にすごくいい印象を持ちます。チェーン店が行っている膝付き接客などのマニュアル化された丁寧なサービスを心地よいと思っている人は、ほとんどいません。

小規模・個人店舗は、徹底して接客で勝負します。繁盛店は、料理や商品が良く、親しみやすい、話しやすい雰囲気を作って、接客の良さが必ず評判になっています。このような接客は、結果に直結します。