経営者がシンボルなら、お客さんは、その人柄に魅力を感じます

「人をシンボルにする集客方法は、簡単で経費も掛からず、今すぐできる」では、
「経営者自身が店舗をイメージするシンボルになる」ことを書きました。
この事例の利点としては、お客さんが経営者に魅力を感じて、
料理や商品、サービスや店舗ではなく、人柄を慕って通ってくれるようになります。

どんなシンボル的経営者がいいのか、具体的にイメージして下さい

以前に上のコラムを書いた時に、「どうやったら、自分がシンボル的な存在になることができるのか？一が、分からない」という質問が届きました。確かに悩むと思うのですが、これには明確な答えがありません。

ただ、一つ言えるのは、人柄に魅力を感じることがなかったり、店舗のシンボル的な存在の経営者やスタッフがいない場合は、料理や商品だけで他店と比較されてしまい、店舗の本当の良さが全く伝わらないことです。

特別な人になる必要はないんです。いつも笑顔で元気な経営者やスタッフがいるだけで、その店舗は魅力的です。魅力的な人柄って、歓迎ムード満点で迎え入れてくれるだけで、十分に感じることができますよね。

笑顔でがんばっている人がいる。それだけで、お客さんは、その店舗に対する期待感とワクワク感で楽しい気分になってきます。よく考えてみると分かるんですが、そういう人って、意外にいないものなんです。

少し極端ですが、シンボル的な経営者やスタッフのいる店舗では、その人柄が魅力的だから行きたいと思います。たくさんの店舗がある中から、料理や商品ではなく、人柄が店舗を選ぶ理由になります。

「買うなら、行くなら、あの人から、あの人がいる店舗に行きたい！」特に競争が激しい時代では、誰から買うのか？一が、お客さんの選択・判断基準。笑顔は、とても魅力的です。これは、最強の集客方法です。