この失敗があったから、利益を上げる方法に気が付いた。

今回のコラムは、ぼくの失敗談をお話します（笑）
あんまり経営に慣れてない頃のことなので笑い話になるのですが、
当時はかなり必死ですから、気付くのが遅れたんです。
なるほど…経営とはこういうことなのか…と、考えるきっかけになりました。

売上と利益、儲けとやりがい

苦労しながらも何とか経営していると思えるようになった頃、その日の売上を予想してから計算するようになっていました。人数と客単価を掛け合わせるだけですから、簡単に分かるはずです。

ですが、予想と合わない日が割と多い。商品アイテム数が多くて売価に幅がある場合、客単価は日々変動します。特に客数が少ない日に高単価商品が出れば、客単価は上がりますよね。これは感覚的にも分かる。

月平均客単価を人数に掛け合わせたらいいんじゃないかと思い、予想してから計算してみました。それでも大幅に食い違っている日が何日かある。これは一体どうしたことなのか？　これを調べてみることに…

週末のとある日（週末Ａ）、来店するお客さんを断るほど満員になって、売上にも期待して計算してみると、思ったほどない…　これはなかりショックを受けます。数字を見た瞬間から、疲れがどっと出てきます（笑）

その二日ほど前の日（平日Ｂ）も来店客数は多かったのですが、商品提供もスムーズで、お客さんと会話しながら楽しく仕事ができた。この日は思ったよりも売上が多かったんですね。それに何より楽しかった。

（週末Ａ）の客数は、（平日Ｂ）の倍。なのに、売上はほとんど変わらなかったんです。本来なら倍あるはずの売上がない。かなりショックで、本当に涙が出てきます。でも、これをきっかけに儲けの方法に気付きます。