儲かる感覚を持つ経営者は、どこを見ているのか？

ある程度、短期間で結果を出したい場合は、しっかりしたプランが必要。
カフェや飲食店をやろうと思う人の技術レベルは、かなり高いはず。
間違いのない料理や商品、接客のはずですが、思うようには売上が上がりません。
何が原因なのでしょうか？

集客という課題をクリアするために

経営者自身がカフェ好きですから、あちこち行きますし、お客さんの気持ちをよく分かっています。そんな中で知り合いを作り、コミュニティができる。同じ意識を持っているので店舗にも当然のように来てくれます。

コミュニティとは、気の合う仲間の集まりです。経営者の行動そのものが集客機能になっています。料理は、店舗経営の基本と強く考えられていますが、専門スタッフに任せる、種類を絞るなど、解決する問題でもある。

美味しい料理やいい商品を作り、準備しているのだから、いつかお客さんが来てくれると考えて、期待して待っていることがありますが、多くの場合、この状況が長く続き、我慢できなくなり、悩み始めます。

経営者は、現場において集客を担う人のことです。経営者自身が料理人なら、その両方をバランス良くこなしていかなくてはならないのです。これは、思うより、かなりの重労働で、工夫が必要なことなのです。

料理や商品を作る、接客方法などの技術的なことは好きでも、集客について全く知識がない経営者が、実際にはとても多いのです。料理やサービスレベルが高いから売上が伸びるということは、残念ながらありません。

充分に、集客プランを考えて下さい。本当に大切です。実務をしながら、集客方法を考え、実行するのは大変な作業です。広告だけでは効果が薄いので、いくつかを組み合わせて相乗的にほ取り組みたいですね。