カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

儲けを知っている経営者は街を歩き、知らない経営者は店内に注目する

とにかく利益を出す、儲けを知っている経営者は間違いなくいます。
それもちゃんとその理由を知っています。
短期間の利益ではなく、中長期で利益を出したいなら、
今までの考えを一時的にでも見直して、視点を変えることでヒントを探します。

戦略を持つためには、まず「利益を出す」ことに注目する

利益を出すポイント

利益を出すには、今までにない新たな形態を作り出すイメージがありますが、ここから出発すると間違いなく時間が掛かります。地域・商圏域にない形態を探して下さい。これは前回も書きましたので繰り返しです。

例えば、中華料理店があまりないのなら、利益を出す店舗を作りやすい。これはどうしてかというと、中華料理というジャンルがすでに多くの人に認知されている、馴染みのあるもので一度行ってみようと思うからです。

顧客層を20代男女に限定するなら、中華料理をベースに、出店場所や内装、営業時間、メニュー内容や価格帯などを顧客層の好みに合わせていく。ジャンルと顧客層を絞ることで、具体的なイメージが浮かんできます。

戦略ミスは、人気・売上に直結する最大の原因

自分のやりたいお店を作る場合は、とにかく店内、特に内装や備品にこだわります。ですが、利益を上げるには、多くのお客さんに繰り返し来てもらうことです。お客さんが評価してくれるかどうかがポイントです。

利益を出す経営者は、必ず「街の中にある店舗」を意識していますから、地域・商圏域にどんな形態のお店が何軒くらいあるかまで調べ、「どんな顧客層がいて、どういったお店が人気があるのか?」まで知っています。

まずは街・地域・商圏域をよく調べる。そしてお客さんが多く、出店されていないジャンルを選ぶ。こだわりのあるお店は、2号店であれば注目されるので、まず繁盛店を作ること、利益を出すことを優先します。