お客さんに選んでもらえる店舗になる工夫をしよう
出店地域を徹底的に調べる際には、地域一番の店舗も必ずチェックして、
料理や商品だけでなく、外観を含めた店舗全体を調べ、
ここで、どうしてお客さんに選ばれているのかもチェックして下さい。
参考記事：儲けを知っている経営者は街を歩き、知らない経営者は店内に注目する
お客さんは、同一地域内にある店舗を比較している
お客さんの本音は、やっぱり分からない
ケーキやラーメンなどの特徴のはっきり出る商品なら、お客さんは、各店舗を比較した上で店舗選びをしているのですが、イタリアンなどでは比較する対象が一つではないので、店舗選びのポイントを見極めにくい。
ケーキやラーメンなどの比較される単品の料理や商品（Ａ）を得意とする経営とイタリアンなどのジャンル別の複数の料理や商品（Ｂ）を得意とする経営があります。あなたは、どちらの経営が得意ですか？
お客さんは、どのポイントで店舗選びをしているのか、本音の部分では分からないのですが、店舗が密集している地域では（Ａ）を提供する店舗、裏通りなどでは（Ｂ）を提供する店舗の方が、人気があるようです。
経営者の得意分野で勝負する
店舗数が多いと、お客さんに迷いが出ますから、食べる料理や商品を絞ってから店舗選びをするので（Ａ）、（Ｂ）の方は、料理や商品というより、店舗全体の雰囲気で店舗選びをしていると考えています。
（Ａ）が得意な場合は、料理や商品を徹底的に研究して、同一地域の他店舗と比較することで、自分の料理や商品のレベルを常に確認していく必要があります。地域レベルよりも高い位置でキープすることが重要です。
経営的には、（Ｂ）の方が難しい部分が多いんです。（Ｂ）は、選んでもらう仕掛けを作ることがポイントです。どちらかというと（Ｂ）を得意としている人が多いと思いますので、次回は（Ｂ）について書きますね。