カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

経営者は、スタッフが働きやすい店舗を設計する役目を積極的に担う

長い間、飲食は、調理担当が主導する業界でしたが、
今では、そのスタイルで利益を出すことができる店舗は、一部だけです。
それは、フランス料理や高級中華、老舗料理店などの専門店です。
カフェでは、接客がしっかりしていないと、リピート利用してもらえません。

これから経営する、または経営初期の人を応援する実践コラム

経営者の仕事は、実務よりしくみや仕掛けを作ること

いくつかの店舗に長期間にわたって関わっていると、実務的な業務をやってくれているスタッフには、いつも頭が下がり、感謝の気持ちしかありません。接客とは、大変疲れる仕事で、悩むことも多いと思います。

そんな中でも「接客の良さ」をアピールすることを求めるのですから、作業+いつも笑顔でいるには、相当な努力がいるはずで、自分もそんな中で働いてきたのですから、それが大変なことであることも知っています。

どんなしくみや仕掛け、システムを作ったら、少しでも回避できるのだろうか?一これを考え続け、試しては改良し、また試す。こんな現場で試行錯誤を繰り返した実践的内容をコラムに書いています。

とにかく日々改善し続けていくことで出来上がる

詳しい内容が書かれたメールが届くのですが、ある程度のアドバイスをすることはできても、飲食は、その形態や顧客層、地域性や立地、店舗の構造などから条件が変わるため、一つの答えを出すことができません。

一つヒントになるのは、席に案内したり、商品を運んだりといった、スタッフにやってもらう作業が多すぎます。もっと接客を重視しないと、リピート利用してくれるお客さんを増やすことができません。

細々した決まり事が多く、メニュー数も多い。スタッフは、作業だけで疲れてしまい、もっとも大切な「接客」まで気が回らない。できるだけ作業をシステム化して、余裕を持って接客できる店舗作りが必要です。