カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

リピート利用してもらうために必要な店舗設計

「売れる仕組み」は、マニュアルとは全く違います。
マニュアルとは、作業手順の約束事、決まり事ですが、
「売れる仕組み」とは、お客さんにリピート利用してもらうための仕掛けです。
経営者が店舗のソフト部分を設計をして、この仕掛けを作り上げます。

「売れる仕組み」を設計できなければ、利益は上がらない

集客できても、リピート利用をしてもらえない店舗

売上が伸びず悩んでいる経営者は、美味しい料理やいい商品を作ることはできても、それを売り上げに結び付けることができません。繰り返しになりますが、お客さんは、料理や商品だけで店舗選びをしません。

お客さんの評価が高いのは、提供までの待ち時間が少なく、素早い対応をする店舗です。どの店舗でも、できるだけ早く提供する努力をしていると思いますが、その素早さをお客さんに感じてもらう必要があるのです。

同一地域の他店舗よりも素早く提供する体勢を取るために、常に満席時を想定したメニュー構成や接客方法を考えます。こういったことをルール化するのが、「売れる仕組み」という考え方なのです。

経営者の「思考は3歩先」

店舗間のレベルにほとんど差がないので、美味しい料理やいい商品は、どこでも提供しているとも言えますね。小規模・個人店舗では、接客に甘さが目立ちます。ここを解消した店舗は、当然目立ちます。

経営者は、自分の店舗のことだけでなく、同一地域の他店舗と比較してみて、どこを改善したら目立つか、お客さんにアピールできるかを常に考えている必要があります。他店舗がやらないことをやるようにします。

こんなことをやってみてはどうだろう?一と、常に思考は3歩先に置き、いろんなアイデアを持っていて下さい。満席時を想定し、素早い提供を可能にする「売れる仕組み」を持つ店舗は、売上・利益が伸びます。