カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

開業前にする店舗設計と計画が、売上と利益を決めてしまう

「お客さんは。料理や商品の原価を問いません」
料理や商品、接客やサービスが満足できるかどうかで判断するので、
どのくらいの利益を含んでいるのかは関係がないのです。
この点をしっかり分かっている経営者は、意外に少ないのです。

開業前の準備と開業後の3ヵ月とその後

開業前の準備・店舗設計が重要

小規模・個人店舗は、資金があまりありませんから、利益を得るには開業前の準備が大切になります。特に、カフェは比較的簡単に開業・出店できますが、準備不足だと客数の伸び悩みなど問題に対処できません。

満席時を想定して、メニュー構成やスタッフの人数や配置などを時間を掛けて検討します。繁盛店や人気店舗を参考にして、店舗のソフト部分を設計します。計画段階でも、常に満席時を想定して下さい。

お客さんが増えることでスタッフを増員していては、人件費が掛かってしまい利益が出ない場合があるので、常に満席時を想定することが大切です。メニュー構成も満席時でも対応できるのもにします。

開業後の3ヵ月とその後…

開業後すぐは、新聞の折込み広告でも集客効果がありますから、開業後3ヵ月は、集客と店舗の特徴をお客さんに知ってもらうことだけに集中します。ここでお客さんをどれだけつかめるかが勝負どころです。

多少の修正は必要だと思いますが、お客さんは、料理や商品、接客方法やサービスで判断しますから、それらの方向性を変えると、あっという間に客数が減っていきますので、開業前の準備が大切になるんです。

開業後の3ヵ月をうまく乗り越えると、売上は比較的安定します。ここから継続して売上・利益を上げるために「売れる仕組み」が必要で、継続した経営のポイントとなるのが、「売れる仕組み」なんです。