「儲ける」という言葉のイメージを持ち替えることが大切
ビジネス・事業にとって、利益を出し続けることが大前提。
なのに、儲けることに前向きになれないことがある。
顧客中心思考を持てば、「儲ける」の意味が変わってくる
顧客満足って?
よく顧客満足なんて言いますが、その指標になるものが、とても曖昧です。何を基準にお客さんの満足を推し量るのか分からないですよね。一人ひとりに尋ねるのも現実的ではないし、数値化できないものでもある。
アンケートは、そういった要素を知ることができる方法ですが、「折角だから、いいことを書いてあげよう」ということも多く、お客さんの本当の心情が書かれているか?一という意味では、疑わしいんです。
ここで悩んでも仕方ないので、とにかくお客さんが喜ぶことを考える、想像します。何か一点だけアピールしたいと考える。これが可能になったら、次にできることを考える。これの繰り返しで十分に機能し始めます。
考えを実践し、検証後に修正する
例えば、「料理提供まで10分以内」と決めてもいいですね。そのためには、何を準備して、どの順番で、現状または考えていることの、どの部分を削除しなければならないかを考える。あとは実際にやりながら修正です。
あまり深い考えや努力のないままに商品やサービスの提供をしている場合は、特に儲けるということに前向きにはなれません。どこか手抜きしている印象を自分が持っている、自信を持つに足らない場合もそうですね。
初めは、本当に一点だけでいいんです。これだけは全員のお客さんに必ずやろうということを意識して持って下さい。「それができたら、儲けてもいいんだ」と、自分を暗示に掛けるという単純な決め事が必要です。