儲けるって、どうして後ろめたい感じがするのだろう?
「儲けたい」と、あまり大きな声で言えませんが、
経営者ですもの、やっぱり儲けたいわけです。
真面目に取り組む人ほど、この点に引っ掛かりを感じます。
「儲けるとは、どんな感覚なのか?」知りたくありませんか?
気持ちの持ち方
「何か申し訳ない気がして」
飲食であろうとビジネスなんですが、真面目な人に限って、そんなことを言う人がいます。実は、ぼくがビジネスをスタートした時にも感じたことです。これは一体どうしてなのでしょうか?
会社組織に属して仕事をしている時は、売上は会社のもので、そこから給料として支払われているので、割と平気でセールスできるのですが、自分のビジネスでは、売上と収入が直結しているんです。
そんなこともあって、「何か申し訳ない気がして」と感じてしまうわけですが、美味しい料理やいい商品の提供、販売や接客、サービスをしているのであれば、自信を持って、堂々と販売するんだと考えることです。
「儲ける・儲かる」の言葉の意味
これで悩む人って、意外に多いんですよ。経営を始めて少し慣れた頃という時期に、こういった相談をよく受けます。「儲ける・儲かる」という言葉の響きに引っ掛かりを感じることが多く、利益に対しても消極的です。
「儲ける・儲ける」という言葉には、あまり良くないイメージを含んでいるように感じますよね。利ザヤを稼ぐというようなイメージが確かにありますが、時代は流れていて、常に変化しているのです。
現在はビジネスを肯定する時代に入っていますし、この言葉の意味を持ち替えてもいい時期であり、経営者ならなおさら。そもそも、正当な目的と方法でのビジネスで利益を出す=儲けることは、何の問題もないのです。