カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

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「美味しいランチ」効率を重視すると、美味しい料理提供できないのか?

小さな喫茶店なんですが、ランチタイムには必ずお客さんが溢れます。
ランチメニューは10種類くらいしかありませんが、
どれも美味しく、とにかく提供が早い。
ちゃんと手作りされているので人気があります。

本当は簡単。カフェでも使えるランチメニュー

美味しくて当たり前。その次に何をするかで差が出てしまう

その喫茶店も、以前は通常メニューにランチメニューを差し込んでいましたが、あまりにも多種類の料理の注文が入るので、どうしても料理の仕上がりと提供時間にムラが出る。ここが問題だとは気付いていた。

全面的にメニューを変更する際に、思い切ってランチ専用メニューを作ってみた。ランチタイムには、日替わりの料理のみで約10種類。これが転機となって、料理の仕上がりと提供時間のムラが、ほとんどなくなった。

こうなれば、どんな料理を揃えれば、お客さんの注文が増えるか?、どんな準備をしておけば、提供時間を短縮できるのか?一に集中できる。事前に準備できるようになったことで、一番上がったのは、「料理の質」

このランチをヒントに、カフェで応用すると

メニューを固定してしまうと、数十種類の料理の材料を用意しておかないといけないし、とにかく手間が掛かるから、これが提供時間の遅れにつながる。この問題さえ解決できれば、利益を出すことは可能になる。

ランチタイムに提供する料理を絞るだけでいい。でも、選べる楽しさがないとつまらない。通常メニューに日替わりが3つくらいあっても楽しくないのだ。定番ではない料理の中から選ぶことができるだけで楽しい。

夜に提供する料理だって、メニューを固定するから材料の在庫も増えるし、ロスも出すことになる。メニュー数に注目するのではなく、お客さんが楽しいと感じてくれる内容になるように、気を配る必要があります。