カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

お客さんの期待は、料理や商品が提供されるまでの時間がピーク

何の工夫もなく、お客さんに、その店舗の特徴を覚えてもらうのは難しい。
料理や商品に、どれだけ工夫しても限界があります。
ですが、ちょっとしたタイミングとコツを覚えると、
意外なほどに、お客さんにアピールでき、覚えてもらえます。

来店から料理や商品の提供までの間を常に意識する

他店舗がやっていないからこそ、そこで差が付く

お客さんは、着席から料理や商品を選ぶ間は、メニューに意識が集中します。注文後から料理や商品の提供が始まるまでが、店舗にとって一番大切なタイミングです。ですが、このタイミングを外している店舗が多い。

料理や商品提供後は、会話が始まるのであまり気にならないのですが、提供前までの時間は、とても長く感じるものです。ここでスタッフの動きが素早いと、お客さんは好感を持つのですが、スタッフの意識が薄い。

注文後から提供前までのタイミングで、徹底して素早いサービスをする。「自分達のために何かをしてくれている」という感覚は、とても心地良いものです。このタイミングですべきことに集中します。

コツをつかんで、再来店のきっかけを作る

確かに、お客さんが多いと難しいことではありますが、忙しい時ほど、このタイミングでの素早いサービスは、お客さんにとってうれしいものです。忙しい場面でも判断が早いというのは、わくわく感が増します。

自分が関係する店舗でも、料理や商品の提供前までの間に、どれだけのサービスがされるのか、この点を特にチェックします。お客さんは、こちらが思っているほど、店舗内を意識して見ていません。

ですから、意識して見ているタイミングで、素早くしっかりとしたサービスをすることで好感を持ってもらう。これが、再来店のきっかけになります。ちょっとしたことなのですが、意外なほどに効果があります。