深夜食堂にヒントあり、利益が出るメニューの作り方:深夜食堂は実在するのでしょうか?
安部夜郎さんのマンガ「深夜食堂」がドラマ化され、話題になっていますね。全てを観たわけではないのですが、構成がしっかりしていて、一話完結ということもあり、途中からでも楽しむことができますよね。設定では新宿の街の片隅にあるということで、新宿のことをよく知らないからなんとも言えないんですが、あんなお店があったいいのにって、あったら一度あの雰囲気を味わってみたいものです。
風変わりなお店
マンガですから設定などは風変わりでも頓珍漢でも問題ないとしても、メニューには豚汁定食しかなく、言ってくれれば材料があって可能なら作るよっていうスタイルは、なんともユニークでおもしろい。
ここに飲食店経営のヒントなどあるのかと思いきや、もうずいぶん前のことになりますが、広島(ひょっとしたら岡山かも知れません)に行った際に入った定食屋さんが、深夜食堂とよく似たスタイルで、きっと儲かっているなって感じたので、そのことを書きますね。
おかず一品を選んで定食にする
その定食屋さんは、常連さんが多く訪れるみたいで、注文も手馴れているというか、お店に入ってくるなり、「今日の焼き魚なに?」「〇〇だよ」「じゃそれで」っていう感じで、席に着く頃には注文が終わっていました。
ここでは、白飯とお味噌汁と漬物、小鉢をセットにして、そこに一品をプラスして定食にするスタイル。夕方からは一品をいくつか注文してお酒を飲むお客さんもいて、ある意味ではどこにでもある定食屋さんです。
効率を重視して、ロスも少ない
お店には店員さんが3人しかいなくて、接客しているのは奥さんらしき人がひとりだけ、席数は20ちょっとくらい。定食と決まっているのだから、とにかく出てくるのが早く、どんな注文でも10分かからないくらいでした。
要らぬ無駄な動きはないし、何かにつけて手早いし、あれだけ効率がいいと最少人数で対応できて、食材のロスも極端に少ないはず。深夜食堂を観ていて、ふと思い出したので、利益が出るメニュー作りのアイデアとして紹介しました。