カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

利益「集客の仕組み」

【経営者心理】「儲けるという言葉を直視できなければ、本当の経営者になれない」にも関連するのですが、
利益は、多数のお客さんが買ってくれたから出るのではなく、
利益が出る仕組みを作った後に、集客し、料理や商品、接客などを提供する。
お客さんが、利用、購入してくれた結果として、利益が出るものだと考えて下さい。

いとも簡単に利益を出す経営者と出せない経営者

仕組み化・システム化できた経営者は強い

飲食系の経営者でも、仕組み化・システム化のコツをつかんだら強い。飲食の現場において、宣伝効果を考えて行う場合は別として、利益をあまり含まない販売というのは、現実的にないと考えてもいいと思います。

飲食の料理や商品の提供、接客も含めたビジネスの販売行為では、必ず利益を含んでいるのに、結果的に赤字になってしまう、またはそれに近い実績しか残らないことが、あまりに多いことが不思議なくらいです。

もちろん、家賃や人件費、経営者の生活費などの経費が掛かりますから、結果的に赤字になることはあるとしても、同じような形態でも利益を出す経営者がいるのですから、その違いに注目するのは、大切な視点です。

販売ノウハウやテクニックではなく、経営者の考え方がすべて

利益を出すことができず悩んでいる経営者の人に、「店舗やメニュー、スタッフ指導の中に、どんな利益を出す仕組みを組み込んでいますか?」と質問すると、「そんなことを考えたことがありません」という返答。

この店舗も美味しい料理やいい商品を提供しているんですよ。アルバイトを多く含んだスタッフなので、作り出す部分での指導レベルは高いんですが、これが売上につながらないので、結果としての利益も出ない。

繰り返しになってしまいますが、料理や商品を作って、売れたら利益が出るという考えなら、偶然を除いて利益は出ないと言い切れるほどに出ません。経営者が、考え方を持ち替えないと、利益は出ないものなんです。