この失敗があったから、利益を上げる方法に気が付いた
売上は上がっているのに、利益が思うように出ない。
経営に慣れてない、初期の頃の失敗なのですが、
当時は実務で手いっぱいで、気付くのが遅れたんです。
「なるほど。経営とはこういうことなのか」と、考えるきっかけになりました。
売上と利益。経営者は、とにかく考えてみること
売上を上げることばかりに集中した結果
苦労しながらも何とか経営できるようになった頃、その日の売上を予想してから精算するようになっていました。客数と平均客単価を掛け合わせるだけですから、簡単に分かるはずですが、予想と合わない日がある。
商品アイテム数が多く、注文が集中する料理や商品がない、または売価に幅がある場合、客単価は日々変動します。特に客数が少ない日に、高単価の料理や商品が出れば、客単価が上がることは感覚的にも分かる。
客数と平均客単価を掛け合わせたら、大幅に違う日が何日かあるので調べてみることにしました。週末で客数が多く、注文も多かったので売上も多いはずなのに、思ったより売上が少ないのは原因があるはずです。
売上と経費のバランス。仕組み化を考え始める
週末のとある日(週末A)、来店するお客さんを断るほど満席になり、売上にも期待して精算してみると思ったほどない。これはかなりのショックを受けます。数字を見た瞬間から、疲れがどっと出てきます(笑)
その二日ほど前の日(平日B)も来店客数は多かったのですが、商品提供もスムーズで、お客さんと会話しながら楽しく仕事ができた。この日は、思ったよりも売上が多い。こんな日が続いたらいいと思いました。
(週末A)の客数は、(平日B)の倍なのですが、売上はほとんど変わらず、本来なら倍あるはずの売上がない。これをきっかけに原因を探し始めて、何となくですが、利益を出す方法に気付きます。