カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

料理や商品、サービスの思い切った絞り込み(差別化)は、利益を生み出す

思い切った絞り込みには勇気が必要。
実際に結果が出るのか、確信が持てない。
利益は、思い切った絞り込みという、発生させる仕掛けがあるから上がる。

儲かっているお店では、利益は出るべくして出ている。

利益が上がる仕掛けは必ず作る

何が一番売れるかは、やってみないと分からない。確かにそうですが、思い切った絞り込みをして、利益を上げる仕掛けを作り、お店・スタッフ全体で売っていくことで売れていくものだと考えます。

メニューでも中心的に置き、取り扱い、セールストークでもお客さんにすすめるでしょう。こういった行動そのものが、お客さんの印象に残るのであって、お客さんの反応によって微調整する方が合理的だと思います。

実際に結果が出るのか?ということですが、100%とは言い切れませんが、絞り込みをしなかった場合と比較すると、効果はかなり大きくなります。お客さんへの印象付けは、再来店の動機になりますから…

商品構成上でカバーする

思い切った絞り込みをすると、取り扱う商品が少なくなって、お店の魅力がなくなると考えずに、取り扱い商品はある程度あっても、どの商品を中心に売っていくのかを必ず決めることで解消できますね。

専門的にはABC分析などと言いますが、これは販売実績を数値化したもの、結果です。そうではなく、売ると決めた商品をAランクに、その他の取り扱い商品をBCに当てはめる。この戦略的思考がポイントです。

このランク付けをやらないと、ABCの商品の原材料をある程度量揃えないといけないので、必ずロスが発生します。これは、戦略的にAランク商品を決めるだけでもかなり回避でき、結果的に経費も抑えられます。