どうして美味しい生ビールの提供を考える経営者がいないのか?
今回は、届いた感想メールの返信内容をみなさんにもお見せします。
相談事は、生ビールに関してではありませんでしたが、
飲食店の経営者の人には、参考になると思いますので、
経営する店舗で提供している料理や商品に当てはめて考えてみて下さいね。
経営者は、いつもお客さんの心理を考えて下さい
お客さんは、最初に特徴を探すもの
「店舗の特徴的な料理や商品を多くのお客さんに提供するために、必ず特定の料理や商品を決めて下さい」と、何度も書いたのですが、どうしても選ぶことができませんというメールが、少なからず届きます。
それが必要なのかどうかも自信が持てないとも書かれています。経営者のみなさんも店舗外ではお客さんになりますよね。例えば、車やバイク、バッグや靴など、自分の好きなものや趣味があると思います。
いろんなブランドやデザイン性に優れたノーブランドがあると思うのですが、それぞれの違いを何で認識していますか? その特徴ではないでしょうか? 素材やブランド、ロゴやデザインも特徴の一つだと思うんです。
本来、お客さんは欲張りなものです
バッグを一つのカテゴリーだと考えると、飲食も一つのカテゴリーです。その中で、他との特徴がはっきりしているものほど、多くの関心を集めて注目されていますね。すると、さらに注目を集めるようになります。
料理や商品は、店舗の特徴であり、他店舗との違いをはっきりさせるシンボルです。美味しい料理やいい商品ともう一つの何か。名物経営者や人気のあるスタッフなら言うことなし! 無理なら、他に何がいいか?
バッグなら、商品を入れてくれる袋もチェックしますね。飲食なら、この袋は何か? 居酒屋さんなら、美味しい料理と美味しい生ビールをアピールして、待たせることなく提供する。お客さんは欲張りなのです。続く…