カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

たった一言が利益につながっていく。接客の楽しさが分かる時

調理は、オムレツなどの基本的なことしかできません。
最初にバーで修行したということもありますが、接客だけはいろいろ勉強しました。
接客は、お客さんと直接話す仕事であり、それが楽しみでもあります。
接客を楽しめるようになれば、利益は出るようになっていきます。

経営者なら利益を追求する。お客さんに評価されていれば、利益は出る

接客している中で、自分の言葉で売れていく楽しさ

前回は、カフェ・レストランでのランチのことを書いたのですが、意外に反響が大きかったです。「何をきっかけに50食以上売れるようになったのか?」ですが、料理の内容や価格を変更したわけではありません。

男性客が6割くらいだったので、ライスのお代りを一回に限り無料で提供しました。たったこれだけですが、調理担当が料理を早く出すように工夫してくれて、リピート利用してくれるお客さんが一気に増えました。

無料でお代りできると言っても、みなさんがするわけではありません。照れてできないお客さんもいますので、「お代りどうですか?」と、気軽に声を掛けると、お客さんもお代りしてくれるようになりました。

お客さんの要求がどこにあるのかを知るのも接客の仕事

お代りは無料ですから、利益にはつながらず原価率が上がります。それよりもリピート利用してもらう方が大切です。それと話すきっかけができます。一言でも話すようになれば、お客さんが親近感を持ってくれます。

経営者や店舗のスタッフは、たとえアルバイトであっても飲食のプロです。お客さんの注文に対して、正確に美味しく早く提供することで、評価されれば、お客さんはリピート利用してくれるようになります。

そうなれば、利益が出ないと言われているランチでも、一定数以上売れれば、利益は必ず出ます。「経営者なら利益を追求する」というのは、お客さんからの良い評価が、利益という数字に表れると考えているからです。