「自動販売機理論」に気付いたきっかけは、「儲かるようになっている」という言葉だった
「自動販売機理論」とは、具体的に何か?
どうして「自動販売機理論」のようなものが必要になるのか?
店舗の条件に合わせてアレンジして、独自の形を考えて下さい。
具体的に自動販売機理論を考える
店舗に合わせた仕組みが必要になる
インターネットの普及が進み、外国の食材やオリジナルスープをインターネットショップで販売するなど、多様化しました。店舗型飲食店は人件費や家賃などのコストがかかる分だけ、経営が難しい状況です。
自分で飲食店を経営・運営してみて、わかったこと。
「がむしゃらにやるだけでは、繁盛店、人気店舗を作ることはできない」
下のようなことが起こっていませんか?
「おいしい料理やいい商品」なのに、なぜ集客できないんだ?
「利益」が上がる店舗とそうじゃない店舗の違いは?
「なんとかお金は回っている」んだけど、全く時間と資金の余裕がないのはどうして?
料理や商品ではなく、その仕組みに価値がある。
利益が上がる料理や商品を企画・開発して、その料理や商品が売れる仕掛けを作る。売上が発生し、利益が得られている店舗は、一連の流れをスムーズにする、しっかりした「仕組み」を持っています。
繁盛店、人気店舗の中には、代々家族で続けてきた、経営母体が別にある、などの別の理由が要因の場合もありますが、経営が継続しているのなら、たとえ偶然であっても「仕組み」は出来上がっているものです。
この「仕組み」を説明する時に分かりやすいように、「自動販売機理論」と読んでいます。自動販売機の内部を見たことはないかも知れませんが、店舗のすべての機能を自動販売機に置き換えて考えてみます。