カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

喫茶店が消える:スターバックスの生みの親

20年ほど前まではあちこちにあった喫茶店がなくなり、時代の流れとはいえ、それを後押しするようにコーヒーショップチェーンが登場しました。欧米では広がりを見せていたものの、日本では難しいという意見もありました。それがどうでしょう、今では当たり前のようにあって街の一等地に競うように出店し、その勢いが余って過剰になっているとまで言われています。コーヒーショップチェーンは、何をきっかけに生まれたのでしょうか?

ピーツ・コーヒー&ティー

コーヒーショップチェーンの代表格といえばスターバックスコーヒーですね。日本における現在の店舗数は、842(

スタバは一般に“シアトル系”と呼ばれますが、その創業のきっかけはカリフォルニア州バークレーにあり、その地にある「ピーツ・コーヒー&ティー」というコーヒーショップのコーヒー豆が出発点だと言われています。

スタバが誕生するまで

ピーツで働いていた学生がシアトルに住み、あのおいしいコーヒーが飲みたいと共同出資でコーヒーショップを開業、その屋号は「スターバックス・コーヒー&ティー」だったそうです。当初、コーヒー豆はピーツから買い入れていました。

このお店を現在の会長、ハワード・シュルツさんが買収した後、拡大路線に舵を切り、今や世界43ヵ国にまで。

個人店がチェーン店に学ぶこと

飲食に限らずアメリカにはチェーン店がたくさんありますが、個人店が発展したものも多い。コンセプトに優れた個人店を買収または基礎として発展させるパターンで、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンなどがそうです。

個人店であれば、チェーン店の運営方針や方法に学ぶことは少ないとしても、原点となったお店を調べてみることで、何かが閃くきっかけになるかも知れません。マクドナルド創業者の自伝にも、そのあたりの記述があります。

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者 (PRESIDENT BOOKS)
Amazon.co.jpで詳細を見る