すでに経営している店舗でも、「クレド」を作って、お客さんに公表して下さい
実際に相談を受けた時には、決まった質問をいくつかします。
それが、「クレド」の内容です。
その質問に答えてもらうことで、特徴も足りないことも分かる。
すべての質問に対しての明確な答えを見つけてもらえば、「クレド」は出来上がります。
なので、すでに経営している店舗でも、「クレド」は十分に使えます。
コーチングと同じく、答えは経営者の中にすでにある
質問に答えていけば、特徴も問題点も分かってくる
本屋さんに行けば、「コーチング」関連の本がたくさん並んでいます。アメリカでは当たり前のように使われていますが、日本にも入ってきている考え方で、少しづつですが受け入れられるようになっています。
「上手な質問をする人」っていますよね? そう感じるのは、質問されている側です。自分が疑問に思っていることを質問してくれて、答えをうまく引き出してくれることを「上手な質問をする人」と感じるわけです。
自分で考えているだけは分からないことでも、質問されると気付くことがたくさんある。この質問されたことに答えるということが、「クレド」を作るということなんです。自分で気付くための質問集。
リピート利用してくれるようになるお客さんは、必ず読んでくれる
お客さんは、上手な質問ができる人ばかりではありませんし、質問する必要もありません。それでも店舗や経営者側から考えれば、店舗の特徴、得意な料理や自信のある商品を知ってもらいたいものですよね?
「クレド」のようなものをお客さんは読んでくれるのか?一という疑問もあると思いますが、店舗やスタッフ、経営者に興味がある人は、読んでくれますし、これは実感ですが、考えるよりも意外に多いんです。
「クレド」は、店舗や経営者側の勝手な宣言のように思われたりしますが、「お客さんに対して、こんなことをします」という約束事ですから、守れば、少しづつでもお客さんは信頼してくれるようになるものです。