カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

小規模の飲食店を開業する

京都市内で、既存の店舗の軒先を借りて行うイベントが複数回を数え、たくさんのお客さんで賑わっています。そのほかでは、“ノキシタ”という言葉を屋号にした超小規模の店舗が、また新たな試みとして2号店をオープンさせ、だんだん知られるようになってきているようです。

そのどちらも参加・来店していて、今後の展開を楽しみにしているのですが、ちょっとしたニュースが飛び込んできたのは、昨夏の終わり、そろそろ秋になろうかという頃でした。

商品を作って売ってみた

以前からの知人に、いつか飲食店をやってみたいという女性がいて、お料理は好きだけど、特に習ったというわけではないし、普通のOLだからお金もないし、どうやってお店をやるのかもわからないけれど、いつかはやってみたいと、会うたびに聞いていたのです。

ある時から彼女のブログには、地域のイベントやフリーマーケットで手作りのパンや焼き菓子を販売する旨のアナウンスが書かれるようになり、店舗こそないものの、経営というもの何かを、お客さんとのやり取りの中で体感したのかも知れません。

独立しようと思う

そして、初秋の頃。親類の持ち物で、壊してしまおうかと思っている町家があって、使ってもいいということなので、思い切って独立してみようかと思うので、相談に乗って欲しいとの連絡がありました。

実際に現地にも行きましたし、今はインターネットさえ繋がっていたら、いつでも簡単に無料で連絡できるような世の中ですから、それらのツールを大いに使って、開業の準備を進めました。

開業の資金は約200万円

その3/4を改築と設備、申請の費用に、残りを開業後の資金に充てることにして、ですから当然のことながら改築は自分達で行い、冷蔵庫などは中古で購入しましたので、大半は水道やガス、電気、トイレなどの設備費ですね。

まぁ〜それでも開業できて、基本的に週4日ほどの営業ですが、OLの頃よりも多くのお金を手にすることになったのは、ほぼ家賃がないというラッキーな面もあるとはいえ、やりようによっては低予算でも独立は可能だということですね。