カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

繁盛店の条件になっている仕組み化・システム化

身近にある繁盛店に実際に行って調べてみて下さい。
メニューには、多数の料理や商品があっても、売れ筋が決まっています。
それだけに、質も高く美味しいし、いいタイミングで接客しています。
店舗全体の流れがとても単純です

お客さんは、料理や商品が提供されるまでの時間に敏感

素早い提供ができれば、利益は勝手に上がる

ここでも利益について何度も書いていますが、お客さんが好んで何度も来店してくれたとしたら、利益が上がらないはずがなく、客数が増えれば、利益は勝手に上がるはずです。客数が増えれば一が、ポイントです。

飲食系の繁盛店の業態と言えば、ラーメン、焼鳥、回転寿司、ハンバーガー、ドーナツ、シュークリームなど、仕組み化・システム化されたものばかりです。たこ焼き・回転焼きも繁盛店の要素を持っています。

単一商品を取り扱っている業態ですが、もう一つの共通点は、提供時間の早さです。待ち時間がすごく少なく、回転率のいい業態なので、多くのお客さんに対応できるので、売上・利益ともに出やすい業態と言えます。

単純だからこそ強い、繁盛店のカラクリ

カフェという業態は、上の業態と違い、取り扱う料理や商品の数が多いのですが、仕組み化・システム化してしまえば、あまり問題ではありませんし、料理や商品で個性を出していくことで、集客ができます。

売上と利益を伸ばすためには、待ち時間をできるだけ少なくすることが必要になります。これは、ある大手飲食企業が調べたのですが、「お客さんの店内滞在時間の1/3以上が待ち時間になると、極端に売上が落ちる」

カフェという業態を考えないで、先に店舗に合った仕組み化・システム化を考えて、利益を出す方法を見つける。その後で、料理や商品をピックアップしながらメニュー構成を決め、カフェのスタイルに仕上げます。