カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

利益を出しやすい経営形態の特徴とその基本的な考え方〜飲食で利益を上げる仕組み〜

店舗を外見上の違いではなく、仕組みで見分けることが大切ですね。
この仕組みは、戦略的あるべきで、利益を出すために必要です。
今、利益を上げている形態は、経費面などから最適と考えられていますが、
その基本的な考え方は、かなり以前からあるものをアレンジしたものです。

経営に対する考えが、とてもシンプル

ラーメン屋さんやタコ焼き屋さんは、一般に利益を出しやすい

味が良くなければ売れないものに「ラーメン屋さん」、季節に売上が左右されるものに「タコ焼き屋さん」がありますが、ともに利益を出しやすい形態で、投資額に対する利益率が高く、単品提供型で多店舗化しやすい。

どちらもやりたくない形態であったとしても、「一般に利益を出しやすい」というポイントだけは押えておく必要があり、単純に提供商品が少ないことを考えても、やはり有利で、このしくみは参考になります。

これを自分のパターンに置き換えて、まず軸となる商品を選んでから、そこに他の商品を添えていく形で、メニューや商品構成を考えることが大切です。ここがポイントなのに、意外にできないことが多いんです。

海外の飲食の形態を参考にして…

テレビや雑誌で取り上げる際に、レストランが多いので違ったイメージを持つのですが、海外では、多店舗化と利益率アップを目的に単品提供する形態の店舗が多く、スターバックスも基本的には単品提供です。

アメリカには、ロードサイドや道路上で、ハンバーガーやホットドック、ドリンクバーなんかがありますし、イタリアには、ジェラート専門店がたくさんあり、大きな釜を店内に設置したピザ専門店もあります。

どの店舗にも特徴的な定番料理があり、安定的な売上を支えています。組織的に取り組んでいる店舗ばかりを見てしまうので、あらゆる要素を考える必要があるように思えますが、意外にシンプルな考えを持っています。