カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

お店のコンセプトと顧客層を決める

当然のことながら、この2つは飲食店を開業する前に決めるのですが、それが甘いか、もしくはブレることで、お客さんにしてみれば、来店してみたものの何がいいのか、いまいちな印象となってしまうわけです。

お客さんが迷う

これってどういうことかというと、お客さんの受ける印象としては、「悪くないし、どちらかと言えば良いんだけど、だからといって、誰かに教えたいとか、また来たいというには何かが足りないという感じかな」といったことになるんです。

コンセプト

ここがいい!とはっきり印象づけることができれば、今ならTwitterなどで感想や写真が瞬時にアップされることになりますし、グルメ系の口コミサイトにも高評価として書き込まれることになるでしょう。この決め手となるのが、コンセプトなんですから、甘さがあれば、これは大問題です。

※コンセプトについては、改めてしっかり取り上げます

顧客層

コンセプトと並んで大切な要素である顧客層とは、そんなに難しく考える必要もなく、コンセプトに従って飲食店を開業した場合、それをもっとも評価してくれるであろうお客さんは、どんな人達なのか、それを具体的に想像してみることです。

地域性

飲食店というのは、お客さんがわざわざ来るような特殊な事例を別にすれば、お店がある場所(地域)とその周辺の環境に依存するということになり、会社や工場、学校、ホール、大型のマンション、単身用のアパート、ショッピングモールなど、どんな人達が主に住んでいるか、そこに通勤・通学してきているか、十分に調べた上でコンセプトや顧客層を決めていきます。逆に、顧客層を決定した上で、それに合ったコンセプトにするという場合も考えられます。

コンセプトと顧客層

このコンセプトと顧客層がズレている事例はいくらでもあって、これが合っている場合で、口コミや広告の効果で徐々に集客できるようになってくると、それはもうエスカレーターに乗っているかのように来店客が増え、そうなれば、これもまた当然のように利益が出続けるようになるものなのです。