街の小さなサンドイッチ屋さんが人気に
京都市内の中心部のビルの陰に、小さなサンドイッチ屋さんがあります。特段なにか特長があるようにも見えないのですが、手作りのサンドイッチが早朝から並び始め、大学が近くにあるわけでもないのに、意外に若いお客さんが多いんです。
参考:cafe-sweets (カフェ-スイーツ) vol.131
《特集》 天然酵母のパンづくり!
今、天然酵母パンが人気を集めています。都内には天然酵母をうたったベーカリーが続々誕生。レーズンなどの果物をはじめ、野菜、小麦粉やライ麦粉など、さまざまな素材から起こした天然酵母を駆使して、独自のパンづくりを行なっています。以前は「固い」「すっぱい」という評価が多かった天然酵母パンですが、ここ数年のブームで「滋味深い」「ヘルシー」とイメージアップ。行列のできる店も少なくありません。今号は、昨今話題の天然酵母ベーカリーを紹介。素朴で味わい深いパンと同様に、個性的な店づくり、マイペースな営業スタイルにも注目です。
確かもうそろそろ40年ほどになるはずで、定番のカツサンドなどのほかにフルーツサンドなんかもあって、ごく最近になって女性誌や情報誌にも掲載され、そのサンドイッチのおいしさが改めて知られるようになりました。
こちらの食パンは自家製ではなくて仕入れで、サンドイッチはその種類が多いことに驚くのですが、同じ食パンであっても、あれだけの具材を用意し、味もまとまっているとなると、それは並大抵のことではないと、食べる度に思うのです。
天然酵母のパンを自家製で作るとなれば、季節によって微妙な変化がありますから簡単なことではないと割り切るなら、それらを仕入れるのも良し、あえて一般的な食パンを使い、豊富な具材を用意することで特長を出すのも良し。
京都市役所の近くにあるカフェコチさんは、店内で焼き上げるパンが人気で、やや人通りの少ない場所、入り口が分かりづらいビルの二階という立地ながら、お店に入ると、こちらを目当てに訪れたお客さんでいっぱいです。
繁華街の外れにあるブラッスリーカフェONZEさんは、バゲットこそ仕入れですが、オーブンでゆっくり温めてから提供することで香ばしくなり、それと合わせるタプナードがまたおいしいんです。
そういえば、バゲットを一口大にしてフレンチトーストにしたり、食パンをサイコロ状に切ってキャラメルラスクにして提供したり、そんな工夫をしているカフェがいくつか思い当たります。