カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

やや高めの価格設定でコーヒーを提供できないか、考えてみる

昨今、自家焙煎コーヒーが一般的になってきたように思います。スターバックスという存在もきっと大きいと思うし、コーヒーの価格そのものは上がっていないようでも、その質は高くなってきているのは確かだし、カフェスイーツの特集もそのあたりを意識しているような感じです。

参考:cafe-sweets (カフェ-スイーツ) vol.127

cafe-sweets (カフェ-スイーツ) vol.127 (柴田書店MOOK)
《特集》 再検証! コーヒー × 抽出器具
おいしいコーヒーに欠かせない要素といえば、コーヒー豆と抽出方法。厳選し、ていねいに焙煎した豆のもち味を、抽出で最大限にひき出します。今特集では身近な抽出器具を再検証。ニューオープンの専門店や海外の注目店にも器具やコーヒーのこだわりについて聞きました。

喫茶店が減る一方でカフェが増えてきた一一そんな流れもピークを迎えたのか、ここへ来て自家焙煎やプレミアムコーヒーという看板を掲げるお店が目立ち始め、喫茶店という形態へと回帰しているようにも思います。

京都市内だと、王田珈琲専門店や御多福珈琲、ELEPHANT FACTORY COFFEE、び〜んず亭や喫茶 葦島、最近では生きている珈琲と、ここ数年内に開業したお店をざっと挙げるだけでもいくつも出てくるし、WEEKENDERSも近々、自家焙煎珈琲専門店として再スタートします。

それじゃ、今すでに経営しているとして、こういったコーヒーを扱うことはできないのか、それには相当の知識と技術が必要なのか、いやそんなことはないと思うのです。

もちろん、新しいことを始めるのですから、それなりの思いっきりと実行力は必要でしょう。今、提供しているコーヒーに加えて、コーヒープレス(またはフレンチプレス)という方法なら、おいしいコーヒーを抽出することが可能ですし、器具はやや高価ですが、それでも買えないというほどのものでもない。

やや高めの価格設定で提供しても、約2杯分の量だと思えば割安感さえあり、スターバックスでもコーヒー豆を指定して注文すれば、コーヒープレスで出してくれます。