お客さんが、お店にやって来る一番の理由は何か?
こう問えば、飲食店なんだから食事(形態によってはデザートやドリンク)でしょ、という答えが返ってきそうですが、集客という側面から考えると、これはひとつの解であって、そうである必要はありません。ざっくり言えば、何でもいい。
参考:cafe-sweets (カフェ-スイーツ) vol.126
《特集》 お茶カフェで、一服。
オーナーよりすぐりのお茶を、もっともおいしい状態で飲める場所。ここ数年、そんなお茶カフェが、続々とオープンしてます。今特集では、お茶好きのオーナーがはじめたお茶カフェを訪ねました。営業を続けていくには、カジュアルに楽しめるメニューづくり、喫茶と物販のバランスがポイントのようです。さらに最新の注目店やお茶ブランド、ギフトパッケージなど、お茶にまつわる、さまざまなトピックスを紹介します。
以前に配信した有料メルマガで、通りに面したところに大型バイクを置いておいたら、バイク好きの人達がお客さんとして集まってきたという事例を挙げました。このバイクは、店主さんが通勤に使っていたものを置いておいただけです。
来店のきっかけを作る際、飲食店の要である料理の“匂いや音”といったもの伝えるのは簡単じゃないし、特に匂いは不可能に近いはず。まず来店してもらうことを第一ステップとすると、料理以外の要素で来店のきっかけを作るというのは、手段のひとつなんです。
今、京都市内にも“日本茶”をテーマにしたカフェやお店が増えています。それはスタバのようなスタイルのお店から、宇治茶専門店や老舗の甘味処が出店する和カフェまで様々で、ぱっと思い浮かぶだけでも10軒ほどあります。
京都市内には町家がたくさん残っていますし、これを改装したお店は独特の雰囲気があり、またサントリーの伊右衛門サロンでは茶釜をセットした専用カウンターなど、“魅せる”工夫がしてあり、お店のサイトや雑誌に載せると、やはり映えます。
集客、特に来店のきっかけを考える際は、ぜひいろんな角度から探ってみて下さい。