カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

飲食店経営に必要な資格

調理師や製菓衛生師、栄養士の資格があれば、“食品衛生責任者”になることができ、飲食店経営に必要な資格は、基本的にこれだけ。もしない場合でも、各地域の食品衛生協会が開催する資格認定の講習会を修了すれば、食品衛生責任者として認められます。

参考:cafe-sweets(カフェ-スイーツ) vol.124

cafe-sweets(カフェ-スイーツ) vol.124 (柴田書店MOOK)
《特集》 製菓・製パン・カフェ プロになるための学校ガイド
製菓・製パン・カフェの業界のプロをめざせる学校とは、どんなところなのでしょうか?一見、同じように見える学校でも、じつは教育方針をはじめ授業内容や実習時間、設備や行事など、特徴はいろいろ。即戦力となる実習を集中しておこなう学校や社会人向けの学校など、カリキュラムもバラエティ豊かです。新時代を担う人材を育てている学校の世界をのぞいてみました。

この講習会も一日の受講と約1万円の費用で、特別な知識が必要なわけではありませんから、途中で抜け出しでもしない限り、資格が認定されるので、ある意味では誰でも可能ということであり、飲食業界への参入が簡単なのは、このあたりにも理由があるはず。

参入が簡単ということは競争が激しいということになりますから、実力そのものが試されるわけで、高校卒業時点ということでもなければ、一旦は社会人になったあとに調理師系の専門学校に通うかどうか、迷うところだと思います。

専門学校は、基本的な知識とテクニック、それから衛生的な知識を教わるところであって、最も必要な“独自の味への追究”は自身でやっていくしかありません。このあたりは、実際に現場で働く、それも複数に渡って経験した方が、はるかに得ることが多いはずです。