学費の一部が給付される「教育訓練給付制度」対象講座です
受講修了後に学費の一部が給付される「教育訓練給付制度」対象講座もあります。この制度は、サラリーマンやOLといった人達が資格や技能を取得する環境を作るために、厚生労働省が創設したものです。
通信教育(講座)や各種専門学校などで履修した際に必要となった費用について、支払いが証明できる分の一部が支給されます。
対象となる講座が指定されていて、厚生労働省やハローワークのホームページなどに案内、講座の検索も可能です。
「教育訓練給付制度」の注意点
雇用保険料が継続的に支払われている必要があり、「教育訓練給付制度」を利用すると、一定期間は受けることができませんので注意して下さい。
払い込み期間が3年以上であれば、在職中だけでなく、離職後であっても、再就職という目的のために支給されることになっています。
給付には上限があり、支払っていた期間が3年以上の場合、20%(その金額が10万円以上なら10万円)、4千円を超えない場合は支給されません。
また、所定の手続きが必要ですので、申請し、完了を確認後に給付されることになります。
※注)「教育訓練給付制度」については、2014年の法改正(同10月1日より実施)で大幅に拡充されました。