カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

コーヒーやクレープ、お弁当屋さんなど、車での移動販売の開業について

一番の留意点は、そのお弁当を「調理する場所」なので、他所で調理したお弁当を車に積み込んで、現地では販売のみという場合は、調理を行う場所が保健所への申請を必要とします。

車内でカレーのルーを掛けるだけ一といった場合の解釈が難しいところですが、所轄の保健所に確認して下さい。(申請時に、注釈を付けるだけで問題ない場合が多いようです)

車内で、一部でも加工する場合は、申請の対象になりますから、衛生上で必要になる上水道の確保など、一定の条件を満たす必要があります。

販売に携わる人は、消毒液などを使い、手を清潔にした上で行い、特に夏場などの気温が高い時期には、調理から一時間程度でも食中毒が発生していますから注意して下さい。

コーヒーやクレープなど、車での移動販売の開業について

この場合については、車内が加工の現場になりますから、保健所に車を持ち込んで検査を受ける必要があり、専門業者さんにはノウハウがありますから、ほぼ問題なくクリアできるようになってきています。

ただ、これらについても、保健所によって、検査・改善の指導に差があるのが現状で、多く取り扱っている都市部では条件が出揃っていますが、申請の少ない地域では厳格な場合があります。

車の改造を個人(自分)で行っても申請・検査を受けることは可能ですが、必要な備品・設備が積み込まれていなければ営業許可が出ませんので、事前に保健所と打ち合わせをして下さい。

アイスクリームや生クリームなどの加工品以外では、生ものの取り扱いができないなど、所定の条件がありますから、店舗の場合とは自由度という意味では範囲が狭くなっています。