カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

カフェ経営に必要な投資と儲けの感覚。お金の流れ(フロー)に注目する

開業費用を初期投資と考えて、計画的に回収する。
ですが、これが借入金の場合は注意が必要です。
カフェ開業も投資なので、経営者が儲けを実感できるのは一番最後。

投資と儲けの関係

経営者が儲けを受け取るのは一番最後

そうしても、まだ経営者は儲けを得る段階ではありません。得られた利益をまずお客さんに還元する。手作りクッキーでも構わないので、手渡して感謝を伝える。さらに利用してもらえるようにサービスを向上する。

その次がスタッフのみなさんへの還元。スタッフがいてくれるので、売上を立てることができるのです。簡単な食事会でもいいので、経営者負担で開いて、そこでスタッフが日頃考えていることに耳を傾けて下さい。

そういった小さなことを積み重ねることで、お客さんはリピート利用してくれ、スタッフもより良いサービスを心掛けてくれる。そしてさらに利益を含んだ売上が上がったところで、経営者が儲けを得られます。

経営者が気を付けないといけないこと

オープンして間もなく、売上が上がれば多少の利益を含んだ売上となりますが、これが儲けだなんて勘違いすると、一年もしないうちに、お客さんが来なくなって、どうしたことかと慌てふためくことになります。

よくあるのが、高級車を買ってしまったりなど、良いスパイラル、正のフィードバックが得られないうちに、相応以上のお金の使い方をしてしまうんです。売上が上がっているように見えて、実際は下りかけています。

一瞬の売上高に気を取られずに、上に書いたように、お客さんとスタッフに還元して、十分な正のフィードバックを作る。毎月利益を含んだ売上がある「流れ」フローに注目すると、しっかり儲けも得られます。