カフェ経営News:カフェと飲食店「経営・集客」

飲食店の開業資金と資格、集客から経営まで

売上と経費と利益との関係を知っておくことで、儲けが出る

売上と経費は、伝票と請求書や領収書を調べれば分かりますが、
利益は、最後にならないと分からないという場合が多い。
これでは、実際に儲けがあるのかどうかが分からないんです。
利益を含んだ価格設定になっているか、常に検証が必要です。

小規模、個人の場合は、利益を出す方法を考えていない場合が多い

事業体だから、利益を出すべきだ

多くの店舗が、開業後1年くらいで経営方針に迷いが出て、その方向を見失います。立て直しができなければ、飲食を含め一般的なビジネスにおいて、開業後2年未満で約40%が撤退するそうです。

大半の理由は、経営的な数字(売上と経費と利益)が明確になっていないことです。毎月の数字をしっかり出して、経営が成り立ち、利益が出るように改善しなければ、間違いなく撤退することになります。

利益を出している店舗では、それらの数字をしっかり計算しています。余分な儲けを出す必要はないと思いますが、経営に必要な数字を常に出して利益が出るように工夫し、常に改善していくことが必要です。

料理や商品の価格は、もっと考えて決めて下さい

何らかのきっかけで、急に客数が増えて利益が出ることがありますが、何もしていないのに偶然利益が出た時は要注意です。客数が急激に減って、利益が一気に吹っ飛んでしまうことが、どんな店舗でも起こります。

逆に客数が増えていて、売上が上がり、人件費は増えたのに、全く利益が増えないということもあります。売上が上がっているのに利益が増えないのは、価格設定に問題があるからで、すぐに改善する必要があります。

料理や商品には、常識的な価格設定をする必要がありますが、ある程度の価格帯というものがありますよね。この価格帯の低い価格に設定してしまっているケースが多いので、価格設定には、十分注意して下さい。