経営のシステムや仕組みでパターン化すると、タリーズやスターバックスが分かる
タリーズやスターバックスなどのお店に人気が集まっています。
どうしてこんなに人気が出たのでしょうか？
利益を上げるパターンがあり、ここに注目して店舗作りがされています。
カフェや飲食店をパターン化して分けてみる
システムや仕組みでパターン化する
それぞれのカフェは、それぞれに独特の個性を持っているわけですが、特徴的な部分をパターン化すると、多くても数種類です。ここに気付かないと、作業はより複雑になり、多くの時間が掛かってしまいます。
こういった視点でみると、意外に単純なことに最初は驚くのですが、基本となるパターンがあり、これに個性を付け加えることで成り立っています。タリーズやスターバックスも同様に、パターン化できるのです。
カフェに限らず飲食、それ以外のビジネス全般でもそうなのですが、本来は、『パターン化された土台を知った上で装飾する』というのが流れです。ですが、装飾を先にやってしまうために、失敗する原因を作ります。
実はとてもシンプルなのに、複雑に考えがちになる。
店舗とは、パターン化された土台の上に、個性という装飾があるというイメージです。ですが、装飾の方が目に付きやすいし、気を取られがちになるので、結果的にビジネスとして必要な部分が削り取られてしまいます。
パターン化して考えてみると、「単純な構造になっているお店ほど、利益が出ている」ということが分かります。構造が複雑であればあるほど、お客さんも使いづらく、人件費などの余分な経費が掛かってしまいます。
同じ店舗は一つもありませんが、見た目の個性ではなく、システムや仕組みでパターン化してみて下さい。ここに気付くと、同じシステムや仕組みでも、個性の違う店舗をいくつも作ることが可能だと分かるはずです。